LAと帰還

博物館などの施設ものは10時まで開かないので,朝は9時頃にVenice Beachへ。5月の例のイベント以来である。激しく運動している人がたくさんいた。その後はHollywood見物。特に何をするでもなくうろうろする。5月にもChinese Theaterの前で日本人相手に「こんにちは,サムライ」と声をかけて写真を撮り,うまく収入を得ていた輩はまだ同じ格好でいた。日本からの高校生の修学旅行生が男子詰襟で来ていたが,せめて私服にしてあげるべきではないかと思う。
昼食後はPertersen Automotive Museumへ。T型フォードを含め,(日本でいう)戦前の古い車がピカピカで展示されているのがすごい。歴代のガソリンスタンドのポンプも置いてある。
最後はHollywoodサインのある山へ車で山登り。至るところに"No Access To Hollywood Sign"と標識が立っているので,多分車では行けないのだろうと思うが,地球の歩き方の地図を見ると,すぐそばまで道はある。結局その場までは行けなかったが,歩いて登ったと思われる人々が肉眼で見える所までは行けた。
4時になり日が陰ってきたので,LAを離れて帰路へ着く。I-5に入るとまず山越えがあるが,さすがにThanksgiving後なので帰省のUターンであるのか,渋滞していた。山を抜ける頃にはすっかり日が暮れていたが,セントラルバレーに入る直前に見えたものは,果てしなくまっすぐに続くヘッドライトとテールライトの帯であった。平地ではひたすらにまっすぐであるが,今日は交通量が多く,右にはトラックがいるので左車線で流れが構成されていて,それに満足できない車が右から抜かして行き,トラックに突き当たると左車線の狭い車間に入り込むので左側の流れが阻害されるという不健全でストレスの溜る状況ではあった。結局,6時間弱走り,無事に帰還。