車を売る

ポンちゃん最後の日は,北に南に走り回った日でもあった。
最後のご来客であったT倉助教授を朝サンノゼ空港にお送りする。その後,動物検疫の書類作業のためサウスサンフランシスコへ。そして再びレンタカーを借りにサンノゼ空港まで。
夕方から,この一年間,足となって大きな故障もなしに頑張ってくれたポンちゃんを売るために出かける。その前に洗車。ここに落とし穴があった。洗車場の泡が出るモップでゴシゴシ擦っていたら,ホースがミラーに絡まり,それを引っ張ってしまったため,ドアミラーが脱落。この期に及んでなんということ。売る時になって誤摩化すのも気が引けたが,強力接着剤でも固定できず,結局は梱包用のプラスチックテープで固定するだけにして正直に申告することにした。
洗車後,買った時と同じディーラーに持ち込んだ。査定には20分ほどを要したが,ミラーの壊れ具合よりも,車本体やバンパーの傷などを念入りにチェックしていたようである。結局,走行系には全く問題がなかったものの,買った時から付いていた傷と,10万マイルを超えてしまったことが大きな値下げ要因となり,当初見込んでいた額よりも大幅な値下がりであった。
さらに,yy号も売りに行く。こちらもこの期に及んでエンジンから白煙が出ているような状況であったが,買った時と同じ店で無事に売却完了。